青い空は凛と澄んで
今日は両親の結婚記念日だ。
親元を離れて生活するようになって、ふたりからの愛を“愛”として感じられるようになった。
寒いときや出かけるときに逐一メールをくれる父。ときどき電話してはだらだらとだべってくれる母。家に帰ればちゃんと娘として変わらず-もしかしたらより優しく接してくれる両親。いろんなところに旅行に連れて行ってくれる両親。
結婚記念日に初めて何かを贈ろうと思った。これまでも「おめでとう」くらいは言ってたけど、ちゃんと形にして贈ろうと思った。
でも、買い物に行ってもなかなかいいものが見つからない。ふたりとも喜んでくれるものを探すのは難しい。
結局、手紙にした。手紙と、以前旅行に行った際の両親の写真を貼り付けたメッセージカード。昨日遅くに投函したから、たぶんまだそこにいるんだろう。いつ届くかな。喜んでくれるかな。
両親は、まわりへの感謝の気持ちにかけて3月9日に結婚したという。
ふたりが結婚したこと、ふたりの元に生まれたこと
娘からのサンキューが、わたしにとって最も身近な夫婦に伝わりますように